日程確定

10時20分の診察予約。その前に採血を済ませてきてください、ということだったので、9時過ぎに病院に到着。再診受付をして採血室に行くと、いつも以上に混雑。30分くらい待って、自分の番号が表示され、中待ち合いへ。

外の待ち合い席にいたときは大丈夫だったけど、中待ち合いに入って他の人が次々採血されている光景を目にすると、なんとなく息苦しいような、落ち着かない気持ちになってきてしまった。自分の番号が表示されたブースに行くと、おそらく前々回も担当だった男性検査技師さん。顔を覚えていたのか、それともソワソワしているのを見られていたのか、向こうから「ベッドにしますか?」と訊かれ、傍らの小部屋へ。

ゴムのチューブがうまく結べなくてやり直したり、なんとなくいつもと勝手が違うな〜、と感じてたら、手をグーにしないまま針を刺された。そのためかどうかわからないけど、腕の中で針が動いているのを感じて、それが痛くて、気色悪くて、背筋がぞ〜っとして、文字通り血の気がひいた感じ。ベッドでよかった。椅子だったら座ってられなくて、床にへたり込んでたかもしれない。技師さんも声には出さないながらも何かしら「あ!」と思ったらしく、しきりに「痛かったですねぇ。ごめんなさいね」と謝られた。痛いのより、身体のなかに何かが入っているという感触がどうしても生理的に苦手で受け入れられない。

科の外待ち合いに移動して診察を待っていたけど、時間になってもなかなか呼び出し機が鳴らない。予定の時間を1時間以上過ぎたら、突然診察室から直接呼ばれた。近くにいてよかった。

診察室には前回、前々回の医師とはまた違う女性の先生。血液検査の結果を見て、「ほかは異常がないんですけど、血糖値だけが高いんですよね〜。朝ご飯、食べてきた?何時に何食べました?」と。「ご飯とみそ汁と、ハンバーグと、昆布の煮物です」と正直に答えたら、「あら、がっつり食べてますね。」と。食べないほうがよかったのかな?だったら前回そう言ってくれればよかったのに。まさか、再採血とかないよね。。。と不安が頭をよぎったが、「もう一つの、糖尿病の指標になる項目は異常がないから、問題ないでしょう」と言われてホッ。

その後は、入院と手術についての簡単な説明。予定通り10月26日が手術で、25日から入院になること、担当医と手術の時間は入院当日にならないとわからないことなど。先月、突然生理周期が狂ってしまって入院と重なる可能性があるのが心配だったけど、「生理中だからと言って処置が難しくなったりすることはないから大丈夫ですよ」と言ってもらえて安心ちょっと安心。

すると、手術の内容について説明してある10ページくらいの書類をその場で印刷して渡された。中には手術の手順などが図入りで、文字ギッシリで書かれている。検査の所見では腫れているのは左の卵巣だけど、実際に見てみるまでは右に異常がないとは言えないとのことで、詳細は入院時に家族同席のもと説明するので、それまでに目を通して、当日持ってきてください、と。後で中身をパラパラ見てみたけど、どこをどう切って何をどう取り出すとか、そういうの読むだけで痛々しくて気分悪くなりそうで、途中でやめた。もう、先生方を信じてすべてお任せするので、私は細かいこと知らなくていいです。

「風邪をひいたりして手術が延期なったら全部初めからやり直しだから、体調にはくれぐれも気をつけてね」と言われて、診察は終わり。内診はなし。

受付で入院に関する資料や書類一式の入った封筒を受け取って、これで入院前の診察と病院での手続きは終了らしい。封筒の中には入院案内のパンフレット、入院申込書、クレジットカード支払い申込書、病棟の看護師さんに提出する質問表などが入っていた。あらかじめ記入していくと入院手続きがスムーズにいくとのこと。

それとは別に、会社から健康保険の「高額医療費限度額適用認定証」の申請書をもらって記入し、健康保険組合へ郵送。1週間くらいで認定証が届くらしい。これを入院時に提出すると病院に支払う窓口で支払う入院費用は高額療養費の自己負担限度額までとなり、9万円前後ですむとのこと。